「オスプレイ配備に反対する市民学習会」が参加者で満席に!
コロナ禍にもかかわらず会場は満席 |
7月10日は欠陥軍用機・オスプレイが木更津自衛隊基地に1機目が配備された日です。配備予定されている17機のうち、すでに7機が配備されましたが、まだ正式飛行はされていません。
「オスプレイいらない!八千代ネットワーク」は、昨年から毎月10日を抗議行動の日と定めて活動していますが、10日の駅頭宣伝翌日の7月11日には八千代市生涯学習プラザにおいて、「オスプレイ配備に反対する市民学習会」を開催しました。
当日は反基地運動のニュース・サイト「リム・ピース」の頼和太郎編集長を講師にオスプレイ配備問題に関する講演をしていただきましたが、コロナ禍にもかかわらず会場は参加した市民で満席となりました。
また、オスプレイ配備反対運動に取り組む船橋市、習志野市や近隣の市民も参加していただき、連帯のアピールも受けました。活発な質疑も行われました。講演の要旨としては下記の通りです。
講演する頼和太郎編集長 |
①日米オスプレイの修理・整備機能が集約される木更津基地
米海兵隊のMV22と海軍のCMV22、陸自のMV22が「ラインを並べて」デポレベルのメンテナンスが行われる。
②日米オスプレイの整備基盤
木更津にオスプレイの整備基盤を置くことにこだわったのは、米軍よりも自衛隊。ライセンス生産ではないから、分解修理ができる修理拠点が国内に必要。日本企業に、国内で修理させる拠点とすべく、木更津に米軍オスプレイの整備を呼び込んだ。国内の業者に木更津の格納庫を使わせる、という下駄をはかせて米軍オスプレイの契約を取らせた。
③陸自オスプレイの居座り、木更津正式配備の可能性
なんといっても整備拠点が木更津にあるのが大きい。整備に時間がかかるオスプレイの稼働時間を延ばすためには、きめの細かいメンテナンスが必要。メンテ緊急対応と距離の問題。佐賀と木更津の差(南西諸島への距離の差)は、部隊運用によって埋めることが可能。佐賀の受け入れ反対が動かしづらくなった時に、整備基盤のある木更津に居座るという選択はありうる。
④オスプレイの飛行ルート
関東全域、静岡、山梨、長野、新潟などに広がる。陸自オスプレイは、現行のCH47と同様のルートを飛び、同様の訓練を行うことが考えられる。飛行ルートは演習場をはみ出し、周囲の住宅地、工場群などの上も飛ぶ。
⑤オスプレイの飛行をやめさせるには
監視と地道な抗議行動を。土地利用規制法の拡大解釈・反基地運動への妨害を許すな。
主催者挨拶をする三田登共同代表 |
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