市民が主役の会が市長選に独自候補擁立の意思表明!
千葉テレビニュースより |
先の市長選挙において、秋葉候補と弊会とで25項目からなる政策協定を締結し、当選後の履行を約束しました。その“1丁目1番地”が「新川ハコモノ計画の中止を含む大胆な見直し」でした。選挙において、会は中心的な役割を果たし全面的に市長選挙を支えました。
しかし、当選直後の記者会見で秋葉市長は「歩道橋以外は新川計画の見直しを公約していない」と釈明。「公約とは選挙期間中に明らかにしたことだけを意味する」などと言い訳をしましたが、選挙中に配布したリーフレットには「新川計画(総額85億円)の大幅見直し」と書かれていました。しかも、その歩道橋も建設してしまいました。これらは明らかな公約違反であり、秋葉新市政に期待して投票した22,126有権者への裏切りに他なりません。
その後も会は説明を求め、公開質問状を提出しましたが、秋葉市長は無視するなど、不誠実な対応に終始しました。そこで会は同年8月に市長への支援・支持関係を解消するに至りました。
この間の秋葉市政における重点政策は「財政健全化と情報公開・市民参加」でしたが、肝煎りの「財政リスク回避戦略」は専ら市民サービスの切り捨てを前提とするものであり、しかも昨年度決算にみられるように、市債約560億、債務負担行為も含めると約740億円の借金があり、財政難に苦しむ八千代市の財政健全化には程遠い状況です。
情報公開に関しても「公文書改ざん」問題にみられるように、市民を裏切りました。また「市民参加」もアリバイ作りのためのパフォーマンスばかりで、市民参加や市民合意とは無縁の市政であったことが明らかになっています。
さらには、市庁舎耐震化対策においても、従来の耐震化・大規模修繕工事の方針を、秋葉市長は突然トップダウンで建て替えに方針転換。他の多くの公共施設の耐震化不足が問題になっており、対策が急がれる状況なのに他の残された公共施設の耐震化診断の予算さえも今年度予算には組み込まれておらず、「安全性が保障されたすべての公共施設を」「市庁舎だけ安全ならいいのか」という市民の声と遊離しており、事業費約105億円といわれる突然の建て替え方針転換は市民との合意形成が後回しにされています。
これら、一連の秋葉市政を見れば、当初の「市民派市長」の看板には偽りありであったことは明白であり、会としてはあらためて秋葉市長不支持を宣言するものです。
また、他に立候補を表明している保守系候補者についても、基本的にはかつての豊田市政の政策路線が再現される可能性が高いと考えます。
開発・ハコモノ優先の豊田市政10年で八千代市が財政難に陥ったことを問題として、会の前身であった「市長リコールを実現する市民の会」が豊田市長(当時)のリコール運動に取り組んだ経緯を考えれば、これまた支持することはできません。
重要なことは、かつて秋葉氏に投票したものの、「秋葉氏に裏切られた」との失望と怒りをもち、「でも、保守系候補にも投票したくない」との思いを持った多くの有権者に「市民が主役の市政」を実現するための新たな選択肢を提起するのは会の任務であると考えています。
現在、会としては独自候補を擁立すべく、最終的な確認作業中であり、近日中に公式発表する予定ですが、まだ若干の時間を要することから、本日、市長選挙に向けた意思表明をする運びとなった次第です。
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