パネル展示を熱心に見る来場者 |
「う~ん。いいこと書いてある」 |
パネル全景 |
「情報公開と市民の会」も登録サークルとしてパネル展示で参加。今年のテーマ①は「大震災が来たら…。耐震不足の公共施設は市庁舎だけではない! 」です。
公共施設の老朽化と耐震化は全国の自治体が抱えている問題です。仮に、スクラップアンドビルドをするにしても、更新施設ならば耐震性のない施設は耐震化や整備が急がれます。
しかし、八千代市で昭和56年以前に建設された旧建設基準の施設は、なんと市庁舎を始め、59施設あり、対策が急がれているのに、計画(アクションプラン)はなんともノンビリとしています。
市庁舎も含めて、耐震診断実施の結果、すでに9施設が耐震不足。しかも耐震診断さえ実施していない施設が17もあるのです。市は、市庁舎建て替え(105億円の予定)だけを優先していますが、これはおかしい。大震災はいつ来るか分からないし、同時に襲ってきます。そう考えれば、全施設の対策を同時進行的に進めなければ市民の安全は担保できません。
パネル展では「市庁舎整備は30億円ですむ耐震化・大規模改修で、まずは乗り切り、財政的・時間的余力を他施設に全力で取り組め」と指摘しています。見てくれた来場者の多くが賛同してくれました。
また、テーマ②は、「八千代市の最上位計画・第4次総合計画をご存知ですか?」というもの。市政の大柱になる計画なのに、市民にどれだけ情報公開しているのでしょうか。統計がとても多いので割愛しますが、計画の課題89件中、「達成した」(市の自画自賛?)のは27件だけ。
しかも「前期達成課題は30%」などとノンキな目標設定。平成27年度迄の前期計画は失敗といえるでしよう。しかも、前期計画の総括報告はなし。 反省も改善もなしでは、「やる気があるのか!」と怒りたくもなります、本計画は豊田市政~秋葉市政~服部市政と継続されていますが、「展望なき最上位計画」に税金を払っている市民のとっては、とんだ迷惑です。
今後、公約履行するのか分からない服部市政には厳しいチェックと、市民によく見えない議会には来年の市議選で候補者への厳しい審判が必要です。