やっぱり、おかしい100億円の市庁舎建て替え計画!
熱心にパネルを読む来場者 |
さて、今回は八千代市が老朽化した市庁舎の整備手法において「約30億円で耐震化・改修工事を行う」予定が、突如として「約113億円で立て直し」に方針転換した秋葉就一当時市長(元・民主系)が昨年落選(性懲りもなく来年の県議選に出馬とか)しましたが、当選した後任の服部友則現市長(現・自民系)も、何も考えず(考える能力がないのかも)秋葉路線を全面踏襲の愚。
長くなるので簡単に結論だけ述べますと「財政難に苦しむ八千代市に豪華絢爛(大部分が借金)な新市庁舎は不要。国の緊急防災・減災事業債を活用すれば10億円台で済むし、その余力を他に回せば削減されている市民サービスが向上することは明白だ」とアピールしたわけです。今後も共闘できる議員と連携して、建て替え計画を撤回させたいと考えています。
八千代市役所・本館庁舎。まだ使えるぞ! |
では、どうするのか。早い話が「3割前後は売るなりして処分してしまえ」というものです。同時に統廃合やPFIで乗り切れといいます。でも、計画の策定段階でPFI業者にプランニングしてもらい、自治体はそれらから選択するだけなら、残念ながら、そこに行政のアイデンティティーは存在しません。そして、当然ながら以前より市民サービスは低下するわけですが、その点、根本教授様は「我慢しろ」と、おっしゃる。やれやれ、こんな学者がもてはやされる(時々テレビに出ています)時代なのですね。
実はこの根本教授様、わが八千代市の住人で、八千代市にも同様の提言をしていますが、どうにも教授様の後ろにはゼネコンの影がちらほら見えているのです。こりゃあ、教授様の主張を鵜呑みにすると火傷するかもしれません。(文責・三田)