12月議会で弊会の請願が採択。市民の知る権利を守る運動が一歩前進!!
既報のとおり、9月議会において弊会が提出した、「部長会議会議録を従来の全文筆記形式に戻し、録音と録音データの保管を求める」請願を、自民・公明系の多数派が「願意は妥当」としつつも、「百条委員会が今後、再発防止策を協議する予定がある」という訳の分からない理由で請願を継続審議とする案を可決しました。
弊会の事務局長でもある三田登議員は、継続審議への反対討論を行い、①三田議員の追及に市長が「今後、庁議会議録は発言者を明記し、より詳しく全文筆記に近い形にする。また、録音データも次年度終了まで保管する」旨の答弁をしたこと。②議会としては、市長答弁を言葉だけではなく実行を迫る意味でも、請願を採択することが肝要。③「百条委員会が今後、再発防止策を協議する予定がある」という理由は、議会の都合と市民の請願を混同するものであり、結果的に地方自治法の定める請願権の軽視につながりかねない。と議会で訴えています。
そして、今12月議会で審議が継続され、総務常任委員会において、賛成全員で採択。最終日の総括審議でも賛成26、反対1の賛成多数で採択されました。
録音データが次年度終了時までという点については、引き続き課題とされつつも、市民の請願を契機として改善されたことは評価されるべきだと思います。
しかし、まだ一歩前進にすぎません。「情報公開と市民参加」を旗印にしていた秋葉市政の欺瞞を暴き、市民の知る権利を守り、かつ前進させるたたかいは今後も大きな課題となります。